studiogreen’s diary

ある日に想うヒーラーの言霊(ことだま)

虐待-----abuse-----

 

 

 

 

私が現在 

勤務する高齢者施設の

ご利用者様に

目の見えない○○様が

いらっしゃいます。

 

 

○○様が数ヵ月前

ご入居された日に

たまたま私は

勤務日だったので

その一挙手一投足を

よく覚えておりますが、

それはそれは

気性の激しい方で

認知症のタイプの中でも厄介な

常にお怒りの

易怒性(いどせい)タイプ。

 

 

ベッド上での排泄介助の際

 

いきなり介護職の顔に

手が飛んできたり

弄便(ろうべん)行為があったり

下腿の拘縮(こうしゅく)が強く

陰部洗浄に拒否や

抵抗があったり、で

まぁ なかなか

大変 対応困難事例だなぁ、、

と思っておりました。

 

 

 

○○様が、

ご入居されてから

数ヵ月が過ぎ・・・

 

 

 

最近 私がワンオペ夜勤の時

毎回

『あんたが一番すき。』

と仰るのです。

『えぇっ?声で誰かわかるの??』←(心の声)

『ってか、喋れるの?!』←(心の声)

!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!

(ノ゚Д゚)ノ

 

 

正直、びっくりしました。

バーバル・コミュニケーションが

可能な方だと知らなかったので。

 

 

 

他の職員との会話が

介護記録にあれば

想像できましたが

それも無く

 

○○様は普段 

ご自身の世界観の中に

お住まいのような方で、、

いつも

お経を唱えておられたり、

突然『□□さん!!』と

他界された

連れ合い様の名を呼んだり

夜中じゅ

独り言を呟いていらっしゃる

ような方でした。

 

 

 

だから、まさか

言語によるコミュニケーションが

お出来になるなんて

大変な驚きでした。

 

 

 

私は夜勤の折

排泄介助をさせていただく時

ぐっすりおやすみに

なられている場合には

敢えて

お目覚めにならぬ様に

気をつけて

安眠妨害しない方法で

介助させていただくのですが、

 

目覚めていらっしゃると判れば

静かに声をかけます。

たとえその方との会話が

成立しないと分かっていても。

静かに

出来るだけ優しい声色で

『○○様、こんばんは。』

『起こしてしまい、申し訳ございません。』

『お肌着のお取り替えをさせていただいても

よろしいですか?』

『春ですのに、夜はまだ お寒いですねー。』

『お部屋の温度は、このままでよろしいですか?』

『最近 道端のツツジが咲き揃いましてね、

とてもキレイですよ。』

『お体 右に向いていただきますね。』

『おしり冷たくございませんか?』

『お背中パジャマのシワを伸ばさせていただきますね。』

『どちらか お体お痛みございませんか?』等々、、、

 

 

 

若い方に比べて高齢者は

眠りが浅く

少しの物音や

お耳がご不自由であっても

何か気配のような事でも

目覚めてしまわれます。

 

 

日中の活動量が

極めて少ない事も

一因ではありますが、

良い介護をしていないと

サーカディアン・リズムが乱れ

昼夜逆転に陥ってしまいます。

 

 

○○様は

限りなく昼夜逆転に近く

夜通しお経を

唱えておられる事もありましたので

 

 

『あんたが一番すき。』は、

又いつもの独り言と思い

 

初めは

私に向かって話されているなんて

思いも寄りませんでした。

 

 

それが

ここ最近

私が夜勤の度に

そう仰るものですから、

 

 

つい私も

閉眼したままの○○様に

『またまた~、

○○様ったら、皆さんに

そう仰ってるんじゃあないですか~?』

と少し

冗談めかしたりしておりました。

 

 

日勤帯の他の職員がいる時には

そんな事 仰らないですし、

私以外の他の職員から

○○様が何か会話をされた

という話は

聞いた事がありません。

 

 

そして

極めつけは

先日 

いつものように

夜勤での出来事。

 

 

朝方の排泄介助のついでに

私は

早番勤務の職員が

モーニング・ケアで

少しでも

スムースに介助できます様に

下衣の更衣や

靴下を履いていただく等

させていただきます。

 

 

それは

夜勤帯の業務が

ヒマなのでは無く

 

拘縮した方のお着替えは

非常に時間がかかり

それを

スピーディーに行おうとすると

お痛みを感じたり

不快であったり

粗野な介助は

ご利用者様の不穏に

繋がってしまうから

私ががんばる事で

防げるものなら

防ぎたい、

ただ それだけのこと。

 

 

 

他の職員を

信用していないわけでは

ないのですが、

介護施設というものは

とにかく時間に追われ

そのしわ寄せは

いつも

ご利用者様の身に

降りかかります。

例えば、

早番の職員は

食事の時間に全員の

モーニング・ケアを

終わらせなければならないから

大人しい

あまり体動の激しくない

ご利用者様が

早朝に無理矢理

目覚めさせられ、

食堂に車イスのまま

放置される、、とかね。

 

 

 

一通りお着替えなどが完了した

その時

○○様が

 

 

 

『ねぇ、あんた

今日一日 おってくれへん?』

      ↑

     (居てくれませんか?)

 

 

 

と仰いました。

 

 

 

『はぁ???』

 

 

突然の出来事に

驚愕しながらも

 

 

 

『あら、○○様

私 一晩中お側におりましたよ。』

 

『寝ないでお仕事させて

いただいておりましたので、

家に帰って 少し寝てきても

よろしいですか?』

 

 

と申しますと、

○○様は

『いいよ。』と言いながら

 

少し 悲しげな表情を

されました。

 

 

 

 

 

 

 

私は

もうすぐ

ここを辞めます。

 

 

 

何度も

何度も上司に

掛け合い、

ご利用者様の尊厳や

ホスピタリティについて

議論と

改善を求めてきたのですが、

 

 

上層部の誰かが

【竹内理論】を推奨

信奉しているらしく

 

 

『施設として取り組んでいる事ですので

ご理解ください。』と、

けんもほろろ

で、一蹴されてしまいました。

私が理路整然と

施設の方針は

介護の基本や

ICFと整合性がとれない

という主張に対し

とどのつまりは

『経費がーー』ってな事らしい

んですけど。(←中間管理職苛めても可哀想なので)

 

 

竹内理論の

綻びにつきましては、

【介護職員A】さんが

丁寧なblog記事を

書いておられますので、

そちらをご参照ください。

 

 

 

私も

介護職員Aさんと

全く同意見で

穴だらけ理論を

上司が推奨しているからとて

無条件で自らの介護を

それに倣って行うのは

ちがうと思います。

 

 

 

ましてや

もうすぐ辞めるここは

竹内理論に書いてない事

夜間帯まで

オリジナルな

オムツゼロなんて

やっちゃってますから、

 

 

 

夜勤帯で

リネン交換が十数枚あり・・

なんて

ザラなのです。

尿量の多い方については

一晩に数回も

全身更衣や

リネン交換を施行せねばならず

ゆっくり眠ることが出来ないのが

昼夜逆転の一要因であるかもしれんのに、、

ICTの活用により

介護人財不足の解消と

職場環境の正常化をてらった

介護保険制度の改訂にも

逆行してる、、

 

 

尿量や如何(いかん)・・

体格の大きな人も

小さな人も

個別アセスメントは

一切無視して

一様に

画一的なケアを行うのは

ちがう、って思うんです。

 

 

 

飲みたくない水分を

無理矢理に飲まされ、

夜間に失禁で

オムツが無いから

背中まで

シーツがべちょべちょ。。。

 

 

その度に

全身更衣とリネン交換のために

安眠が阻害される・・・

 

 

オムツは

障害のある高齢者の方にとって

大切な福祉用具なんです。

 

 

それを

ろくなアセスメントもせず

一様に【外してしまえ】というのは

かなり乱暴な考え方であり、

その方の尊厳まで

踏みにじってしまいそうな

【人権侵害】と言っても

過言ではないと感じています。

 

 

 

 

介護予防に重きを置いた

制度

その事と

既に要介護状態である

障害をお持ちの高齢者とは

直接的には結び付かない

 

 

『その人らしい穏やかな暮らし』に

判断能力が不十分だから、とて

過酷なリハビリを強いる事は

虐待ではないのかと

そんな気さえしてきます。

 

 

 

 

 

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