studiogreen’s diary

ある日に想うヒーラーの言霊(ことだま)

死ぬ瞬間-----On Death and Dying-----

 

 

先日の日曜日

第35回介護福祉士

国家試験日でしたね。

 

受験された皆様

お疲れさまでした。

 

 

本日のお題

『死ぬ瞬間』ですが

これは、1969年に発表された

医師の

エリザベス・キュブラー=ロス

(Elisabeth Kübler-Ross;

1926~2004)

が43歳の時

の著書の題名です。

(43歳で死にゆく人の

精神分析に想いがおよぶなんて

スゲー!!)←心の声

 

 

私たち介護福祉士の多くは

このキュブラー=ロスの

死の受容のプロセスを

教科書的に5段階のモデルとして

学びます。

 

 

第1段階:否認

 

第2段階:怒り

 

第3段階:取り引き

 

第4段階:抑鬱(よくうつ)

 

第5段階:受容

 

 

私は、友人知人が病に倒れ

死にゆく様(さま)をこれまで

幾度となく見てきました。

 

 

 

けれど

虹の橋を渡る前に

どなたもこの第5段階目を

踏んでいないのではないかと

想像します。

 

もう随分前のことですが、

ある同世代の友人の話をしましょう。

 

 

 

20年来の付き合いの

私たちが

ちょうど四十路(よそじ)を迎えて

間もなくの頃

友人の身体に異変が起こります

大腸にがんが見つかりました。

 

 

 

それからというもの

1年足らずの

過酷な三大治療の末

闘う意欲を持ち続けたまま、

あれよという間に

『力尽きる』ようにして

あっけなく旅立ってしまいました。

 

 

 

お別れが近づいた頃には、

若かりし日の

美しかった面影はなく

顔や手足は

パンパンに腫れ上がり

尿も便も

自らの力で排泄する事が

困難な状態になり

それから

鎮静剤の影響で

会話もままならず

視線は

虚ろでありながら、

その眼力(がんりき)を

覗きこむにつけ

 

その先に 【生】への執着が

垣間見えるような気がしました。

 

 

大病院の一室で

人知れず息を引き取るその時

『彼女は最後まで

死を受容してなど いなかった』

私は そう思います。

 

 

 

 

 

死は誰にでも

おとずれますが

それを信じられない人が

とても多いように思います。

 

 

最近話題になっている

50-80問題などは

その典型で

80歳代の親の介護を

している50歳代の子供が

自分の親の死を受け入れられず

苦悩するというのは

よく耳にする話です。

 

 

我々 日本人の死生観というのは

元々あった概念とはかけ離れ

昨今、大変 変化してきている

のではないかと感じます。

 

 

人の死を何か特別なものと

とらえて

それを遠ざけるようにして

生きている。

 

 

昔は

たとえば

私が子どもの頃には

町内に1ヶ所くらいは

共同墓地がありましたが、

最近では

人里はなれた

山奥の霊園の

 

お彼岸とかお盆以外は

普段 

通りがかるところではない場所に

墓所があったりします。

 

 

 

そこが まるで

聖域か何かのように振るまい

 

常日頃は、近寄らない。

 

 

 

それが悪いことだとは

思いませんが、

あまりに遠い存在だと

いざ自分自身が

死を迎えるような立場に

なった時

非常に狼狽(うろた)えて

しまうのではないでしょうか。

 

 

私の友人の場合は

まさに それでした。

 

 

死の受容プロセスとは程遠い

それはそれは

しんどい治療を受けながら

まわりの人から励まされ

体じゅうに

ありとあらゆる管(くだ)を

いっぱい くっつけられて

その意味を知ることもなく

こと切れる。

 

 

それとは逆に

死の受容プロセスを

踏む事は

 

ある意味

幸せな生き方かもしれません。

 

 

交通事故などの突然死をのぞき

人生のターミナルに

差し掛かった時

 

自分自身の生きてきた道のりを

見つめる時間が許されること

悔いの無いように

残りの時間を

有意義に過ごすこと

泣いたり

笑ったり

悩んだり、、

 

 

そういう事を

御座なりにせず

きちんと

自分自身の人生と

向き合えるよう

(時間的・精神的・物理的に)

 

可能な限り

それが叶えられるように

今から

日々を大切に過ごしていくのが、

 

 

目下 私の理想的な

生き方であり

健康維持の基本的概念であり

 

私が死ぬ瞬間まで

努力を続けられると信じています。

 

 

ところで

遠方にある

私の親が建てたお墓に

久しぶりに行きましたら、

 

親が予め 彫ってくれている

私の名前の

【赤い文字】が

あれれ・・・

 

 

 

薄~~く

なっている!!!

 

ではございませんか(驚)

 

 

 

・・・・・

 

「赤色の油性ペンを

買ってこなければ、、」

そう思った2023年 立春のみぎり・・

 

 

 

 

 

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