冬衣-----fuyugoromo-----
このところ
神戸では比較的
暖かい日が続いていましたので、
昼間は
Tシャツに
薄手のジャンパーを
羽織るのみで
過ごせていましたが、
今朝は
流石に
冬らしい気温になりましたので
綿(わた)の入った上着の
出番となりました。
温かい飲み物が
恋しい季節に
なりましたね。
とはいえ、
こちら関西の中でも
比較的温暖な気候の
有難い地域ですので
もう雪が降り始めたところに
お住まいの方々からすると、
なんと軟弱な！と
お叱りを受けそうです。
そんなチョイ寒(さむ)の
今朝のこと。
御影(みかげ)駅付近の
私のプチ
目撃情報です。
スゴい出(い)で立ちの人を
お見かけしまして
上からご説明致しますと、
耳当ての付いた
毛皮っぽい帽子に
例に漏れず
顔パンツ、、
毛糸のマフラーぐるぐる巻き
ダウンの綿入れの
ロングコート
ミトンのもっこもこ手袋に
スキー場で見るような
キルティングのズボン
ほいで
去年くらいに流行った
内側に羊の毛が
フッサフサに
生(は)えてるブーツ。
という雪だるま様シルエット・・・
【ザ・完全防備！！！】
『ええ～～！！
もしかして
エスキモー
さんですかぁ？？？』
「うそやろ？
どこから来たの？
そんなに・・寒いん？」←(心の声)
体感温度は
人それぞれか～
とは思いますが、
神戸市東灘区の
今朝の最低気温は８度でした。
やっとこさ
１０度を下回っただけですのに、、
完全防備の
肩を丸めて歩くその人は
真冬は一体
何を
お召しになるのでしょうか？
もはや
これから
南極大陸に探検に行く
としか見えないその
【エスキモーさん】を横目に
早足で
ウォーキング・レッスンの成果を
披露するかの如く
ぐんぐん
抜かして
歩いたったりました(笑)
アロパシー医学に心酔し
完全に支配されてきた
私たちの健康に対する意識、
それは
どこまでも人間の
生物としての価値を
下げる行為であったと
思わざるを得ません。
私たち哺乳類の
一番の特性は
恒温動物である、ということ。
ホメオスタシス(恒常性)は
人間に元々備わった
素晴らしい機能なのです。
しかし、
人間は楽(らく)を好むという
嘆かわしい習性も
持ち合わせてたりもします。
年齢的にはお若いのに
身体を
外から温(ぬく)める事だけに
注力し
肝心の
体幹の深部体温は低いまま
という
まるで廃用症候群※。
※廃用症候群とは、
活動量の少ない高齢者等が
身体を動かさない事による
様々な機能低下のこと。
生活不活発病ともいう。
筋肉を使わない歩き方を
長期間続けていますと
骨格筋である随意筋(横紋筋)に
負荷をかけられず、
筋組織(フィラメント)が
成長せず
歩けば歩くほど
ひたすら関節組織に
ダメージを与えるという
悪循環。
いつまでも
そんな事をやってると
終(しま)いに膝が痛くなり
腰が痛くなり
姿勢を保つ事が出来なくなり
やがて
歩けなくなってしまいます。
さあ、
これで良いのでしょうか？
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